現在、社会では実に様々な環境問題が発生しています。発展途上国の開発にともなう森林の減少、SOx、NOx、ダイオキシンなどの発生による大気汚染、水質汚濁、アスベストの発生、化石燃料などの燃焼に伴うCO2の発生による温暖化問題など複数の環境問題が、社会問題とも密接に関連しあって、その深刻さを増しています。
この中で、近年特に注目されているのが、地球温暖化であることは自明でしょう。97年に議決された京都議定書をはじめとする諸処の規約・条約の背景には、地球温暖化問題が一部の国々が抱える問題ではなく、すべての国々が一丸となって対応すべき問題であるという国際的認識があります。
このような流れの中で、ダイオキシンやSOx、NOxをいたずらに排出する廃棄物処分方法には大きな疑問がなげかけられました。従来の焼却炉では、廃棄物の処理温度が600〜800度と低く、ダイオキシンやSOx、NOxなどの有害物質や多量のCO2が大気中へ飛散してしまっていたのです。
その結果、2002年には「平成14年規制」と呼ばれる法規制が施行され、多くの焼却炉が巨額の投資による設備改善かあるいは廃業かという選択を強いられました。そして日本の焼却炉の実に50%以上がその運行を停止してしまいました。このことは実質的に焼却による廃棄物処理の限界を示しているように思います。
そこで、私たち協和コーポレーションは、「焼却」に替わる廃棄物処理の手段としての「真空高温熱分解」を提案しています。環境に負荷をかけない「真空高温熱分解」こそがこれからの時代をリードする新技術なのです。


